インシリコ毒性スクリーニングに関するみんなの広場


 

          
 CBI学会に新たに設立されました「計算機毒性学(Computational Toxicology)」研究会は、日本で最初の計算毒性学研究会として、多くの方々の注目を浴びております。

 「計算毒性学」研究会では化合物毒性に関する様々な問題を、研究会に参加された多くの方々と一緒に討論、勉強、情報交換する場の提供を目指します。
 本研究にご興味のある方々は、研究分野、研究内容、業務内容、スキルレベル、その他の様々な違いがあっても特に問題がありません。「計算毒性学」はその特徴から、様々なバックグラウンドを有する方々に集っていただくことが重要です。少しでもご興味がありましたならば「計算毒性学」研究会に参加いただければと思います。
 研究会の活動内容や、詳細なスケジュール等はキックオフミーティング時および以降の会議や皆様からのご意見等を参考に、順次決定いたしまして「計算毒性学」研究会のネットワーク等に報告させていただきます。順次関連情報等は本ブログにても公表させていただきます。

 計算機毒性学研究会に参加ご希望の方は、以下の「計算毒性学研究会設立報告および参加のお願い」をご一読ください。本資料に書いてありますように、参加のご意向を連絡いただければ、手続きさせていただきます。

2014/11/15

10月27日に「計算毒性学」研究会の再開催が実施され、多くの方々に参加いただきました。

「計算毒性学」研究会のキックオフミーティングが、10月27日(月)にCBI学会2014年大会のプレミーティングとして、船堀 (東京)で実施されました。

 当日は、事前登録および当日参加者を加えまして約70名という、会場が満席になるほど多くの方々に集まっていただきました。 本「計算毒性学」研究分野に関する皆様の関心の強さを改めて感じました。 

 ご講演いただく諸先生方も、お忙しいところ時間を割きまして、熱心に発表/討論いただきました。 改めまして御礼申し上げます。 なお、当日実施されましたプログラムがCBI学会大会のホームページに記載されておりますので、ご参照ください。

 引き続き、29日(水)はCBI学会大会のフォーカストセッションとして、第一回「計算毒性学」研究会が開催されました。こちらは、講演テーマを絞り、システム開発者によるADME研究およびシステム機能紹介と、インシリコ毒性スクリーニングを構成するDRYとWET研究の両輪のうちの一つであるコンビナトリアルケミストリーに関する講演を、インシリコ技術とコンビナトリアル技術の融合との観点で横浜薬科大学の高橋孝志先生に熱く語っていただきました。 なお、当日の講演プログラムもご参照ください。

 「計算毒性学」研究会のキックオフミーティングが無事完了し、「計算毒性学」研究会が正式に発足いたしました。 今後は、より具体的な活動に移ってゆきます。 「計算毒性学」研究会に参加された研究者の方々の相互情報交流や、「計算毒性学」に関する基本知識や研究動向等を、研究会会員の皆様と一緒に学んでゆきたいと考えます。

 「計算毒性学」研究会に参加ご希望の方は以下のメールアドレスに参加の旨をご連絡ください。
contact@insilicodata.com

以上

文責:湯田 浩太郎