インシリコ毒性スクリーニングに関するみんなの広場


 

          
 CBI学会に新たに設立されました「計算機毒性学(Computational Toxicology)」研究会は、日本で最初の計算毒性学研究会として、多くの方々の注目を浴びております。

 「計算毒性学」研究会では化合物毒性に関する様々な問題を、研究会に参加された多くの方々と一緒に討論、勉強、情報交換する場の提供を目指します。
 本研究にご興味のある方々は、研究分野、研究内容、業務内容、スキルレベル、その他の様々な違いがあっても特に問題がありません。「計算毒性学」はその特徴から、様々なバックグラウンドを有する方々に集っていただくことが重要です。少しでもご興味がありましたならば「計算毒性学」研究会に参加いただければと思います。
 研究会の活動内容や、詳細なスケジュール等はキックオフミーティング時および以降の会議や皆様からのご意見等を参考に、順次決定いたしまして「計算毒性学」研究会のネットワーク等に報告させていただきます。順次関連情報等は本ブログにても公表させていただきます。

 計算機毒性学研究会に参加ご希望の方は、以下の「計算毒性学研究会設立報告および参加のお願い」をご一読ください。本資料に書いてありますように、参加のご意向を連絡いただければ、手続きさせていただきます。

2017/06/07

経済産業省(METI)による「人工知能を用いたインシリコ毒性スクリーニング」に関するプロジェクトが立ち上がりました:

 経済産業省(METI)が、「人工知能を用いたインシリコ毒性スクリーニング」に関するプロジェクトの立ち上げを行ないました。 本件はMETIにより公募案件となりました。 公募の結果、7機関が採択されました。

公募での事業は以下の内容となっており、それぞれについての実施プロジェクトが選考されます。
毒性発現メカニズムに基づく毒性評価技術の開発
(a) 薬物動態モデル等を活用した化学物質の体内動態評価技術の開発
(b) 細胞の化学物質応答性評価を基盤とする毒性評価技術の開発
人工知能を活用した予測モデルの開発(生体レベルでの毒性評価・予測を実現する情報技術の開発)
 

 以上からわかるように、①は毒性発現メカニズムに基づいた毒性評価技術関連の展開となっており、WET実験を伴うものです。 実際に人工知能を用いた毒性評価と評価システムの構築は②の項目で展開/実施されます。 
株式会社 インシリコデータは②に採択された明治薬科大学様の下でインシリコ関連のシステム関連業務に関与してまいります。

 インシリコによる化合物の毒性評価(予測)に関しては当初より化学多変量解析/パターン認識(ケモメトリックス)および人工知能関連技術(ルールベース型)が適用されて展開してきたという歴史があります。 現在はICTやビッグデータ、そして新たな人工知能技術の展開と、インシリコ関連技術を取り巻く環境は大きく変貌しています。 今回のプロジェクトにおいては、インシリコ関連環境の大きな変化を積極に取り入れ、時代の要求や期待に答えられるようなシステムの構築を目指してまいります。